POPとは集客や販売における様々ツールとして使うことができます。使うなら効果的に使いたいと思いませんか?でも、ただ書くだけ。配置するだけの方が多いのです。もっと有効活用すべきがこのPOPという訳です。まずは、どのようなPOPにしたら良いのかをしっかりと考えましょう。効果的に作る為には、可愛く作るべきなのか?目立つように作るべきなのか?
まずは、作るうえでの基本を学んでいきましょう。
目次
デザイン・フォント(文字)はテイストを合わせる
色々と作るうちに、こんなフォントの方が良いのではと思ったり。ここはもっと色を変えて目立たせるようになど作っていく度に様々な事に気付きますが、大切なのは見たくなるような『魅せるPOP』であることが一番大切です。では『魅せるPOP』とは簡単に言ってしまえば、芯があるPOPという事です。抑えるべき芯とは次のような事です。
色は使いすぎない
使う言葉はできるだけ揃える
色で綺麗に魅せるイメージカラーの考え方
様々な色は使わないようにしてください。カラフルになるとかなり訴求力が下がります。どんなPOPにするかにもよりますが、少ない色を大胆に使った方が良いでしょう。色は3色ですが、訴えたい要素は2つぐらいが良いでしょう。要素が少なくなる事で内容が引き立つようになります。
例えば
パーティー会場に行った際に全員が黒い服を着ていたとして、その中で1人だけ黄色い服の人が居たらどうでしょう?黄色の服の人は間違いなく人の目を引くでしょう。
そして、そこに。青い服の人と、赤い服の人が来たら注目は3人になるでしょう。3人が目立ち分散はしますが、まだまだ注目されますね。でもその3人の一人ひとりは、かしこまらなくて済みます。
ところが、会場の全員がカラフルな服を着ていたら?誰が目立ちますか?誰も目立たなくなります。
色はあくまでも、周囲とのバランスです。周囲との対比で目立っていると言えます。
POPだけではなく、POPを置く場所の対比も考えて配置するとより効果的ですね。
3色で綺麗に作る。どれだけ色を多く使っても5色まで
イメージカラーをまずは決めて作成していきましょう。まずは、何をPOPに書きたいのかを考えましょう。
◆ 赤・オレンジ・黄色
暖かいイメージを持つので、健康や楽しさなどが適していますのでレストラン・居酒屋などで自然と多く使われてくる色です。◆ 青・水色・青紫
冷たいイメージなので。クール、シック。シャープな物をイメージできるので新鮮な生鮮食品などで使われています。◆ 緑
爽やか、癒し、落ち着きなどのイメージつくやすいです。森林・安心をイメージできるので自然食品の販売・カーテン・インテリアなどでも多く使われています。◆ 紫
神秘的なイメージがつくやすいです。◆ 黒
高級、重厚なイメージです。◆ 白
明るい、清潔、無垢をイメージします。
人は、色を見ているのですが、無意識に色を感じて居ます。良いことが書いてあっても色からマイナスイメージだと感じでしまうと本来の内容が伝わりませんので色も気をつけましょう。
言葉はできるだけ揃える
デザインを統一するのであれば言葉もできるだけ合わせましょう。
・WEBサイト、ホームページ
・ツイッター、Twitter
・facebook、フェイスブック
・キャンペーン、クーポン
よく耳にするし、どこでもみる言葉ですが混同して書くと意外と読みにくいです。できるだけ言葉は揃えて書いた方が良いでしょう。
まとめ
色とフォント(文字)の選び方はどのようにしたら良いのか?
補色を使いましょう。補色とは赤⇔緑・オレンジ⇔青・黄色⇔紫のことです。補色を使う事でPOPが目を引くようになります。補色を大胆に使うとかなり目立つので使いすぎには注意しましょう。
馴染ませる事も大切です。目立って良い場合もあれば、目立ってはいけない場合も当然あります。センスを売るところであれば当然目立たせてはいけません。目立たせないのであればライトグレー+ダークグレーや青+ベージュなどでシックな補色を使いましょう。