お客様からのお問い合わせで多くなっているのが、SSLについてです。ドメインが『http://〜.com』のところが『https://〜.com』になることを言います。『s』がついているだけです。
目次
『https』の『s』ってそんな大事なの?
良くドメインに『s』がつくだけで何がそんな変わるんですか?などの質問があります。大きく影響をしているのはホームページ商品の購入をするためのクレジット番号などを入れる際にはかなり重要です。
ネット通販などではよくありますが、カードを切る(決済する)場合に、カード情報がネットの中に飛んでいきます。その際に『カードの種類(VISAやマスター)』や、『カード番号』『暗証番号』の情報が流れる訳です。
その情報がわかれば、カードを使う事ができてしまうのではないでしょうか?
『s』がつくと、その情報を分解して送る事ができ、相手先で情報を受け取るときに組み立てます。
送信時:WEB-3110saito
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
送信中:1sE3ti1B0-Wao
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
受信時:WEB-3110saito
文字が暗号のようになって送られています。
これが『s』がついただけのことです。情報を読み取ってなんの事かわかりませんよね?まして、これが数字だけであれば尚更のことです。
このことを、SSLや暗号化といいます。
上記のことから、暗号化の意味がわかると思います。実際には、ホームページなどの情報を置いておくサーバにセキュリティをかけて安全ですよ。って承認をしてくれています。検索の画面でも『s』がついているサイトはわかります。
楽天や、アマゾン、facebook、Instagram、Twitterなども、大規模な個人情報を扱っているので『https』になっています。
普通のメールやり取りをする程度であればそこまで気にする必要はないでしょう。
検索順位に影響も出てくる可能性がある
美容室や、エステなどインターネットで検索をして見てください。『渋谷 美容室』などでも良いのですが、なるべく店舗数が多いところを検索してみてください。上記の画像のように緑色のところが『https://』で始まっているのか『http』がついていなくドメインで始まっているか?みてください。意外と『https://』が多くなってきました。
余談ですが、ドメインは『.com』『.jp』が多いです。
なんとなく検索をしてもそのようなことを気にすると色々と気づく点が出てきますよね。
SSL|暗号化のデメリットは?
暗号化のデメリットもあります。名刺やショップカードなども『https://』に変更をする必要があります。正式名称にする必要もあるかもしれません。当然リダイレクト(自動ジャンプ)などをしてURLを変更後に飛ばすこともできます。
なるべく正式なURLは書いておきたいですよね。
それ以外のデメリットはあまりありません。
今後作成をするのであれば、多少お金が掛かってもSSL(暗号化)をおすすめしたいです。
SSL|保護されていない通信のまとめ
保護されていないのは現状でも少しずつ影響は出てきています。特に通販サイトなどでは、暗号化(『https://』)されてないのは、『安全ではありませんが、購入しますか?』的な文章が出てきます。正直こんなこと聞かれたら、商品はかわないでしょう。僕は買いません。。
今は大丈夫でも、検索エンジンは時間をかけそのサイトの情報を読み込んでます。今だけを考えるのではなく、先をみて少しずつ変えていきたいものです。